Quartz ComposerでRSSビューアーを作る場合にリストでタイトルを表示する
久しぶりに記憶をたどりながらQuartz Composerを使ってみました。
前はXcodeをインストールすれば問答無用で入ってきたのですが、AppStoreからのダウンロードになったあたりから同梱されなくなりました。
Quartz Composerは、appleの開発者サイトのページにアクセスし、Graphics Tools for Xcodeというのをダウンロードすると、同梱されています。
今回はRSSを読み込んでタイトルをリストのように表示する、ということをやりたかったので実現方法をメモしておきます。
まず、RSSを読み込むのはRSS Importerというものがあり、これにはatom.xmlなど読み込みたいXMLファイルを指定します。
次に、そこから複数のタイトルを取り出したいので、Iteratorを使います。Iteratorは指定した数だけ複製してくれる、といったものです。20件分表示したいのであれば、Iterationsを20に設定します。
続いてIteratorの中身は以下です。
- Iterator Variables: 何個目の箱なのかの値をだします。これにより複製されたものがそれぞれ違う挙動を行うことがでこます。
- Structure Index Member: RSSの中の1記事目など何番目のブロックをもってくるかを指定します。
- Structure Key Member: 記事の中のどの値を持ってくるかを指定します。今回はtitleになっています。
- Image With String: テキスト扱うものです。fontのサイズなど設定できます。
- Sprite: 文字列や画像を最終的に出力するものです。
- Interporation: これはいくつからいくつまで何秒で変化する、というのを決められるのでIterator Variablesと組み合わせて各タイトルが重ならないようにずらしています。
という感じで、無事RSSのタイトルリストを表示することができました。
Quartz Composerはタイムラインが繰り返す感じだったな、というのを改めて思い出しました(^_^)
Quartz Composerに関する情報はあまりネットでも多くは見つけられないのですが、日本語の本だと今はPDF版のみの販売ですが、未来派図画工作さんの本がとても素敵です。